「シン・ウルトラマン」ネタバレ感想

映画

「シン・ウルトラマン」を二回目観てきたので感想書きます。ネタバレ注意。

概要

「シン・ゴジラ」と同じくエヴァで有名な庵野秀明監督達による特撮リブートシリーズ第二弾。初代ウルトラマンを映画にリブートした作品。

あらすじ

巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れるようになった日本。禍特対(かとくたい)と呼ばれる対策組織が設立され、対応に当たっていた。
そんなある日、突然謎の銀色の巨人「ウルトラマン」が現れ、カイジュウを撃退する。

感想

良い…。
ウルトラマン全然詳しく無かったのでこういうストーリーだったのか…!となりつつも、分かりやすくちゃんとエンターテインメントしていて楽しめました。(エヴァはめちゃくちゃ難しいので…)

良かった点

・話がわかりやすくまとまっている
さっきも言いましたが本来は長いストーリーをうまく一本の映画にまとめています。ラストはグッときちゃうね…リピア…。

・アクションが良い
なんだかんだ言ってやはりデカい奴らが戦うのは迫力があって楽しい。
ストーリー展開の多さから一つ一つの戦闘がちょい短いのが残念だけど十分楽しめました。
CGがヘボいという感想も見かけましたが、昔の特撮を意識したわざとだと思います。

・山本耕史のメフィラス星人が良い
最高。もうこれMVPでしょ。マネしたくなる喋り方から、ルックス、立ち振る舞い、性格などかなり良いキャラしていました。
戦闘シーンも一番バトルしていて好き。(BGMも熱すぎる)

・EDが良い
米津玄師好きなのでEDの「M八七」もとても良かったです。
カラオケのレパートリーが一曲増えた。

気になった点

・ダイジェスト感がある
元々は39話あるテレビシリーズを一本の映画にしたせいか、若干のダイジェスト感は否めず。もっと長く観たかった…。

・人間の描写が薄い
尺の都合もあってかどうしてもウルトラマンが中心となってしまうためなのか、外星人たちに比べてキャラが薄く感じてしまいました。
特に神永は開幕即死ぬので、結局どういう人間だったのかがそこまで分からなかったです。

・セリフがアニメっぽい
これは「シン・ゴジラ」の時からそうで、あっちは勢いのお陰か段々気にならなくなったのですが、こちらはたまに気になってしまいました。

・長澤まさみの扱い
う~ん、扱いが悪いわけじゃないんですが、ちょいちょいセクハラ感があるというかなんというか…令和に観るにはちょっと微妙な感じでした。(特に毎回尻叩くのは完全にスベってない??)

まとめ

アッパー系で勢いのあった「シン・ゴジラ」に比べると上記のような点が多少気になってしまったものの、それを補って余る良さがたくさんあり十分楽しめました。

あと二回目は初めてドルビーシネマで観たんですが、音だけじゃなく映像もすごいっスね…。

次回のシン・仮面ライダーも楽しみです。

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