ロストジャッジメント本編プレイ感想【キムタクが如く2】

ゲーム

まだサイドストーリーは途中ですが、本編をクリアしたので「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の感想を書きます。

ロストジャッジメントとは?


セガの龍が如くスタジオによるキムタクを主人公に起用したスピンオフ作品「JUDGE EYES:死神の遺言」のまさかの続編。ジャンルはリーガルサスペンスアクション。

タイトルが変わってしまったので、もうキムタクが如く2でも良い気がします。

あらすじ

前作から3年後、現役警察官による痴漢事件が発生。
裁判において今まさに有罪判決が下されようとしたとき、被告人・江原明弘は突如謎の予言を行う。それは横浜の廃ビルで発見された死体の身元を言い当てる内容だった。

そのころ八神はある高校のイジメ調査を依頼されることとなる。

感想

いや~~とても良かったですねこれは。
前作のジャッジアイズがめちゃくちゃ好きだったので是非続編を…!と願って3年、本当に続編を出してくれたのがまず嬉しいですね。内容もかなり良かったです。

良かった点

・ストーリーが良い
前作でも評判だったストーリーについては今作も良かったです。正直落としどころは厳しそうに感じるところがありましたが、イジメという難しいテーマをよくぞここまでまとめ上げたものだと思います。スケール的には前作の方が壮大だったので人によっては前作の方が好きそうですが、私は十分楽しめました。

・舞台が神室町だけではない
前作では龍が如くシリーズではおなじみの神室町が舞台でしたが、今作では横浜がメインの舞台になっています。聞くところによると龍が如く7の流用らしいですが、神室町より広いし開放感があってGOOD。ただし治安は同レベル笑

学校がもう一つの舞台になっているのも楽しい。ペルソナ等、学生として学校に行くゲームはたまにありますが、外部指導員として学校に来るのって結構斬新じゃないですか?

・(ゲームシステム的な)追加要素が多い
新しい戦闘スタイルやスケボーによる移動、メタルギアのようなスニーキング要素やゴーストオブツシマのようなアスレチックアクションなど様々な要素が追加されています。先に上げたような本家のゲームと比べると正直若干ヘボいのですが、飽きさせないような工夫として楽しめました。サイドである学校でのミニゲームもめちゃくちゃ増えています。逆転裁判のような”つきつける”がちょっとあったのも面白かった笑

・前作からの改善
前作で微妙だった探偵ミニゲーム要素がかなり削減。特に悪名高い超ダルダル要素”尾行”が本編ではほぼ消滅していたのが良かったですね…あれは本当に苦行だったので。サイドではちょこちょこ登場しますが、許容範囲です。ドローンやピッキングもほぼ無かったですね。

・キャラが良い
実在のモデルがいるキャラから、ゲームオリジナルキャラまで今作でも皆キャラが立っています。再登場キャラが多いのも嬉しい。前作の彼女キャラが一人しか登場しないのはちょっと謎でしたが。月乃が正ヒロイン…ってコト?!

・ボリュームがすごい
本編だけで急ぎ気味でプレイしても20時間かかりました。多分ゆっくりプレイすると30時間近くかかると思います。特にサイドのボリュームが半端ではなく、スタッフによると100時間レベルあるらしいです。ヤバ…。

気になった点

・敵が多い
龍が如くシリーズでは毎回言われている気がしますが、街中での雑魚的エンカウントが多く、正直ダルいです。特に銃使ってくるやつ、ええ加減にせえよホンマ。前作のような四天王の定期出現が無くなったのは良かったですが、雑魚敵ももうちょい減らしても良いんじゃないですかね…?

・戦闘が単調
まだ新しい戦闘スタイルが増えたから良かったですが、戦闘は正直飽きてきます。前作では無限に使えたDLCの仙薬が無限に作れなくなったのも原因?空き容器どこにあるんや…。

・ミニゲームも単調
さっき良かった点でも上げましたが、基本的に追加アクションやミニゲームは他のゲームに比べると単調なので途中から飽きてきます。せっかくだからもうちょい練ってくれてもいいのに。もったいない。

まとめ

まだサイドは途中ですが、前作から確かな改善・進化を感じさせる正当な続編でとても良かったです。やはりキムタクをプレイするのが楽しすぎる…!

この記事を書いている間に中心人物であるプロデューサーの名越稔洋氏が退職、スタジオからも離脱してしまいましたが、是非ジャッジアイズユニバースとしてさらに進化した三作目も出して欲しいですね。

今後も追加コンテンツがまだまだ出るそうなのでボチボチ楽しませてもらおうと思います。DLC全部入りのデラックス版を買ったので。


このジャケもなんかシュールでおもしろい。

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